NARUTOコラム
2024/07/10
【誕生日コラム】7月10日は、うずまきクシナの誕生日!過酷な運命を乗り越えた先に“愛”を見つけ、身命を賭して“母”の役目を全うしたクシナの活躍を振り返る!
忍たちの誕生日を記念して、その活躍を振り返るコラム!
今回は渦巻く運命に翻弄されながらも、その生涯を全うしたナルトの母・うずまきクシナの活躍を振り返っていきたいと思います!
今回は渦巻く運命に翻弄されながらも、その生涯を全うしたナルトの母・うずまきクシナの活躍を振り返っていきたいと思います!
■うずまきクシナ プロフィール
・誕生日:7月10日(かに座)
・好きな食べ物:塩ラーメン
渦巻く運命と赤い糸
まだ幼いころ2番目の“九尾の人柱力”として、亡国・渦潮隠れの里から木ノ葉隠れの里へと連れてこられたクシナ。
引っ越し初日の忍者学校の授業で将来の夢を発表することになったクシナは「なめられたくない」一心で、こう言い放ちます。
引っ越し初日の忍者学校の授業で将来の夢を発表することになったクシナは「なめられたくない」一心で、こう言い放ちます。
女性で初めての火影になってやる!
この発言が周りの男子から「なまいき」だと思われたことで、「トマト」というあだ名をつけられ、イジメの標的になりかけます。
しかし、男子たちを返り討ちにしたことで「赤い血潮のハバネロ」という、さらなる通り名がクシナに付けられたのでした。
しかし、男子たちを返り討ちにしたことで「赤い血潮のハバネロ」という、さらなる通り名がクシナに付けられたのでした。
一見すると男勝りで激しい気性の持ち主だったクシナですが、その心根には大きな不安を抱えていました。
戦乱の渦に飲み込まれた故郷、慣れない里での生活、九尾の人柱力としてのプレッシャーや孤独感…。
そんなクシナの心に寄り添ってくれたのが前任者である、うずまきミトでした。
戦乱の渦に飲み込まれた故郷、慣れない里での生活、九尾の人柱力としてのプレッシャーや孤独感…。
そんなクシナの心に寄り添ってくれたのが前任者である、うずまきミトでした。
ミトからの「教え」を支えに、木ノ葉隠れの忍として、そして九尾の人柱力として生きていくことになったクシナでしたが、その身にさらなる試練が降りかかります。
九尾チャクラを狙った、雲隠れの里によるクシナ誘拐事件。
絶体絶命のピンチに陥るも、クシナが残した「赤い髪」を辿り、“運命の救世主”が駆けつけます!
その時のミナトはとても立派な忍者に見えた
夢を叶える人だと思わせてくれた
そして何より彼は私を変えた…
この大キライだった
ただの赤い髪は
私の中で運命の人を連れてきてくれた…
“運命の赤い糸”になってくれた
それ以来自分の髪を好きになった…
そして何よりミナトを大好きになった
運命の渦に抗い“愛”を見つけたクシナはこれから先、ミナトと共に“運命の螺旋”を登っていくことになります。
苦悩と幸せの螺旋
誘拐事件を経てミナトと両想いになったクシナでしたが、“九尾の人柱力”に対する里の監視体制はかなり厳重になっていました。
普段は「結界が施された家」の中で過ごし、外出の際にも里に張られた「うずまきの結界」から出ることは許されない。
そんな生活の中、ミナトと封印術の修業をしながら過ごすわずかな時間が、クシナにとって唯一の心の拠り所だったのかもしれません。
そんな生活の中、ミナトと封印術の修業をしながら過ごすわずかな時間が、クシナにとって唯一の心の拠り所だったのかもしれません。
楽しみにしていた修業の約束を破られ、つい感情的になってしまったクシナは見張り役の暗部を振り払い、うずまきの結界の外へ…。
クシナにとっては日常茶飯事になっていた脱走でしたが、事態が急変。
体内の九尾が暴走を始め、クシナは尾獣化してしまいます。
体内の九尾が暴走を始め、クシナは尾獣化してしまいます。
精神世界の中で九尾に襲われるクシナでしたが、ミナトが命がけでクシナを守ります!
ミナトからの“愛”で満たされたクシナは、九尾に対して抗戦を開始!
息の合ったコンビネーションでその力を上回り、再び九尾を封じ込めることに成功したのでした!
その後、数多の試練・障害を共に乗り越えたクシナとミナトは晴れて 夫婦となり、待望の第一子を授かります。
その後、数多の試練・障害を共に乗り越えたクシナとミナトは晴れて 夫婦となり、待望の第一子を授かります。
“火影の妻”となり、そして“母”になったことで、心配事は増えたものの幸せな毎日を送るクシナ。
ナルト
素敵な名前です
出産が近づいた頃。
ミナトとクシナは自来也の執筆した小説の主人公の名前にあやかり、我が子の名前を 「ナルト」に決めたのでした。
そして、2人は “運命の日”10月10日を迎えます。
ミナトとクシナは自来也の執筆した小説の主人公の名前にあやかり、我が子の名前を 「ナルト」に決めたのでした。
そして、2人は “運命の日”10月10日を迎えます。
母として伝える言葉と想い
出産予定日を迎えたクシナは、木ノ葉隠れの里から少し離れた結界へと向かいます。
その道中、サスケたちの母・うちはミコトとばったり会い、柄にもなく不安をにじませるクシナ。
その道中、サスケたちの母・うちはミコトとばったり会い、柄にもなく不安をにじませるクシナ。
結界に入ってからほどなくしてクシナを襲ったのは、想像を絶する陣痛、そして封印が弱まったことで暴れまわる九尾。
苦難の末に…クシナとミナトはついに我が子・ナルトと巡り会います!
しかし…クシナたちの幸せな時間は、刹那のうちに切り裂かれてしまいます。
九尾を体内から抜かれてしまったクシナ。
ミナトにより救出されるも、その命の灯は間もなく尽きようとしていました。
ミナトにより救出されるも、その命の灯は間もなく尽きようとしていました。
自分の死期を悟り、生まれたばかりの我が子を抱きしめたクシナは…ナルトとミナトを守るための覚悟を決めます。
私は…うれしいの…
アナタに…愛されてる…
それに……
今日は…この子の誕生日なんだ…から……
なにより…もし……私が…生きてて…
家族三人で暮らしてる…
未来を想像……したら
幸せだって事以外…想像できないんだもん…
しかし、クシナを制止したミナトは命を賭した封印術「屍鬼封尽」の発動を宣言。
母であるクシナが大きくなったナルトと再会できるように。
そして、息子であるナルトに「未来を切り拓く力」として九尾チャクラを託すために…。
そして、息子であるナルトに「未来を切り拓く力」として九尾チャクラを託すために…。
ミナトの覚悟の強さを知り、その意志を尊重することを決めたクシナ。
クシナは、しばしの別れとなる我が子にめいっぱいの“愛”を伝えます。
ナルト…これからつらい事…
苦しい事も……たくさんある…
自分を…ちゃんと持って…!
……そして夢を持って…
そして……夢を叶えようとする…
自信を…持って…!!
……もっと!もっと…もっと…!もっと!
もっと…本当に色々な事を一緒に
……教えてあげたい…
…もっと一緒にいたい…愛してるよ…
こうして、24歳という若さで波乱に満ちた生涯を終えたクシナ。
それから16年後、“大きくなった我が子”との再会の時が訪れます――。
それから16年後、“大きくなった我が子”との再会の時が訪れます――。
時を越えて――器に満たされる愛
ナルトが九尾の力をコントロールするための修業に挑んでいる最中、クシナのチャクラが顕現。クシナは我が子と待望の再会を果たします!
16年間の空白を埋めるように語り合い、そして愛を伝え合ったクシナとナルト。
ナルトのサポートに回ったクシナは母子の力を合わせ、九尾に立ち向かいます!
ミナトと共に激戦を繰り広げたあの日のように――!!
ミナトと共に激戦を繰り広げたあの日のように――!!
見事、九尾チャクラを制御し、新たな封印を施したナルトにクシナは16年前の事件の真相を打ち明けます。
真相を伝え終わり、これまでの事を謝るクシナ。
それに対するナルトの答えは…思いがけないものでした。
ナルト…
私を母にしてくれてありがとう…
ミナトを父にしてくれてありがとう…
私たちの元に生まれてきてくれて…
本当にありがとう!!
ナルトの器を大きな愛で満たしたクシナはその役目を終え、ミナトの待つ天へと昇っていったのでした――。
文・構成:大庭優一(キャラメル・ママ)
誕生日を記念した振り返りコラムはここまで!
是非この機会にコミックスを読み返し、うずまきクシナの活躍を振り返ってみてください!
是非この機会にコミックスを読み返し、うずまきクシナの活躍を振り返ってみてください!
ジャンプコミックス『NARUTO-ナルト-』
全72巻 好評発売中!!
価格:1巻~42巻 484円(税込)
43巻 506円(税込)
44巻~72巻 484円(税込)
全72巻 好評発売中!!
価格:1巻~42巻 484円(税込)
43巻 506円(税込)
44巻~72巻 484円(税込)
©岸本斉史 スコット/集英社
ニュース記事において一部、機械翻訳を導入しています。 わかりにくい表現があるかもしれませんが、ご了承ください。