造形忍界大戦商品として綱手が登場！女傑の造形で勝負をかけた、しのにむさんインタビュー！

バンプレストフィギュアコロシアム「造形忍界大戦」に参戦していただいた５名の原型師に根掘り葉掘りしたインタビュー・3回目！

バンプレストフィギュアコロシアム「造形忍界大戦」とは

『NARUTO-ナルト-』TVアニメ20周年を記念して開催された、原型師たちによる造形フィギュアバトル！
５名の原型師が自分自身でキャラクターを選び、作り上げた原型作品でエントリー。
約２万票におよぶ全世界からの投票の結果、優勝者が決まった。

今回は綱手を作成した原型師・しのにむさんへのインタビュー！

しのにむ
所属 : フリーランス

「一連の流れの始点から終点の流れ自体を感じ取れるかを意識しています。
蹴りが当たるまでの流れを感じていただければ…」

――原型師になったキッカケ、理由をお聞かせください。

しのにむ：学生の頃に某造形イベントに参加したことがキッカケで、そこから知り合った方々の紹介などで少しずつお仕事をさせて貰うようになり、現在に至ります。

――今回のキャラクターの選考理由をお聞かせください。

しのにむ：カッコいい女性キャラを造りたい！ということで、体術で見せ場のある綱手を選びました。いつもは男性キャラを造形することが多いから、というのもありますね。

――造形をするにあたって、岸本先生のキャラクターの描き方を意識されましたか？

しのにむ：原作漫画の「過度に情報を入れない洗練された線」を造形に活かせるよう心がけました。ポーズも一連の流れをどこから切り取るか、そのポーズで始点から終点の流れ自体を感じ取れるかを最後まで意識しています。

――今回のご自身の作品において注目してほしい部分はどこになりますか？

しのにむ：ひねりを加えた回し蹴りでしょうか。
蹴りが当たるまでの流れを感じていただければ…嬉しいです。

――『NARUTO-ナルト-』という作品および『NARUTO-ナルト-』キャラの特徴や優れている点はどんなところだと思いますか？

しのにむ：表情や体格がリアル寄りな絵柄ながら、ちゃんと2次元キャラクターとして立体に落とし込みやすく感じます。

バトルシーンも日常的な風景のどちらも造形したいと思わせる、 絵の説得力が最大の魅力でしょうか。