ゲーム
2024/02/26
『NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ』DLCパック第1弾・大筒木ハゴロモ開発秘話
戦闘シーンはほとんど描かれておらず、伝承のみが語られる「六道仙人」こと大筒木ハゴロモ。
「ナルティメットストームコネクションズ」のDLCパック第1弾で登場した彼は、どのようにして本作への参戦に至ったのか。
その秘密を制作チームから大公開!
「ナルティメットストームコネクションズ」のDLCパック第1弾で登場した彼は、どのようにして本作への参戦に至ったのか。
その秘密を制作チームから大公開!
ハゴロモがコミックスやアニメで見せた攻撃は限られているため、ゲームに登場させるにあたってはイメージを膨らませる必要がありました。
まずはこちらをご覧下さい。
お判りいただけたでしょうか。
「ぬのぼこの剣」を振るう十尾オビトとハゴロモです。
ハゴロモがこの剣を使用した場面は作中で描かれていませんが、オビトが「六道仙人の神剣」と言っていることから元々はハゴロモが持っていたと考えられます。
さて、こちらのふたつの映像ですが、ハゴロモの方が規模感が大きく、強そうな印象を受けたかと思います。
同じような攻撃でも、ハゴロモにしかできないという「特別感」を出すために、単に派手なエフェクトにするだけでなく、画面を揺らしたり、命中した際に一瞬止まることで手ごたえを出したりと、細かな調整を行いました。
「ぬのぼこの剣」だけでなく、「求道玉」に関しても、ハゴロモならではのアクションを取り入れています。
ハゴロモが求道玉で攻撃しているシーンは作中になかったため、すでに「ナルティメットストームコネクションズ」に参戦していて求道玉を持つ六道仙人モードのナルトや、六道の力を得たマダラ、アシュラたちを参考にしました。
その結果、求道玉を変形させて飛ばす、大きな球にするなど様々なアクションが誕生したのです。
動かしているだけで、伝説の六道仙人としての「特別感」を味わえるような仕上がりになっていると思います。
「ぬのぼこの剣」を振るう十尾オビトとハゴロモです。
ハゴロモがこの剣を使用した場面は作中で描かれていませんが、オビトが「六道仙人の神剣」と言っていることから元々はハゴロモが持っていたと考えられます。
さて、こちらのふたつの映像ですが、ハゴロモの方が規模感が大きく、強そうな印象を受けたかと思います。
同じような攻撃でも、ハゴロモにしかできないという「特別感」を出すために、単に派手なエフェクトにするだけでなく、画面を揺らしたり、命中した際に一瞬止まることで手ごたえを出したりと、細かな調整を行いました。
「ぬのぼこの剣」だけでなく、「求道玉」に関しても、ハゴロモならではのアクションを取り入れています。
ハゴロモが求道玉で攻撃しているシーンは作中になかったため、すでに「ナルティメットストームコネクションズ」に参戦していて求道玉を持つ六道仙人モードのナルトや、六道の力を得たマダラ、アシュラたちを参考にしました。
その結果、求道玉を変形させて飛ばす、大きな球にするなど様々なアクションが誕生したのです。
動かしているだけで、伝説の六道仙人としての「特別感」を味わえるような仕上がりになっていると思います。
ハゴロモが使うのは六道の力だけではありません。彼は「忍術の祖」ですので、五大性質変化を全て使いこなすことができます。それぞれの術は、雷や竜巻など「大自然を味方に付ける」イメージで制作しています。
それも、ナルトたち後世の忍の術のように一つの属性の攻撃を単発で繰り出すのではなく、複数組み合わせる…という点でもハゴロモならではの「特別感」を表現しています。
例えばコンボでは、風を起こして相手を吹き飛ばした後、隆起させた大地が炎を噴き出す…というように様々な自然現象を立て続けに起こします。
単純に一つずつ別の攻撃を出すのではなく、エフェクトや発生タイミングなどを調整することで、属性同士が連動するような印象を作っています。
例えばコンボでは、風を起こして相手を吹き飛ばした後、隆起させた大地が炎を噴き出す…というように様々な自然現象を立て続けに起こします。
単純に一つずつ別の攻撃を出すのではなく、エフェクトや発生タイミングなどを調整することで、属性同士が連動するような印象を作っています。
こういった術の制作にあたっては、実際の自然現象の研究を重ねました。
その一例として、ハゴロモが起こす竜巻についてお話しできればと思います。
一言で「竜巻」といっても、状況に合わせて様々な表現を行っています。
例えば「岩石を巻き上げる竜巻」は半透明の風を複数発生させることで荒々しく、
「炎が吹き付けられる直前の竜巻」は不透明な風を歪ませることで頑丈な見た目にしています。
その一例として、ハゴロモが起こす竜巻についてお話しできればと思います。
一言で「竜巻」といっても、状況に合わせて様々な表現を行っています。
例えば「岩石を巻き上げる竜巻」は半透明の風を複数発生させることで荒々しく、
「炎が吹き付けられる直前の竜巻」は不透明な風を歪ませることで頑丈な見た目にしています。
また、属性によっても見た目は異なります。「水の竜巻」と「炎の竜巻」はベースこそ同じような見た目ですが、水の竜巻は水模様の風切り、地面から湧き出る水や飛沫などのエフェクトをつけ、炎の竜巻では火の粉や塵などのエフェクトや、焦げ跡をつけて全体をじんわり照らすことで「水遁らしさ」「火遁らしさ」を出しています。
このような大規模な属性攻撃を多く制作したことで、ハゴロモは「ナルティメットストーム」史上最も派手と言ってもいいキャラクターになりました。
この言葉は、制作担当者がハゴロモの奥義の制作に臨むにあたって考えたものです。
どういう奥義にするかというコンセプトが表現されている他、思いを込めるための雰囲気作りでもあります。これを基に制作された奥義は、「雷遁を込めた拳による一撃」というシンプルなアクションです。
これまでご紹介した派手なコンボや忍術に混ぜると埋もれてしまいそうですが、奥義の映像演出であれば、構成要素を工夫することで迫力のある見栄えになります。
例えばハゴロモの表情は、バトル中よりも皺の線や影を強調し、より貫禄が出るようにしました。
どういう奥義にするかというコンセプトが表現されている他、思いを込めるための雰囲気作りでもあります。これを基に制作された奥義は、「雷遁を込めた拳による一撃」というシンプルなアクションです。
これまでご紹介した派手なコンボや忍術に混ぜると埋もれてしまいそうですが、奥義の映像演出であれば、構成要素を工夫することで迫力のある見栄えになります。
例えばハゴロモの表情は、バトル中よりも皺の線や影を強調し、より貫禄が出るようにしました。
背景には霧を漂わせて、神秘的な印象を作っています。
こうした工夫を重ねて完成した奥義は、ハゴロモのPVでご覧ください!
コツンと楊杖を小突くだけで大地が隆起し、山になる。
拳一つで山を砕き、地の果てまで相手を叩き飛ばす。
こういった小さな動きで超大規模な現象を起こしてしまうというギャップから生まれるインパクトを感じていただけたでしょうか。
この奥義を作るにあたり作成した絵コンテがこちら!
更に細かい裏側を知りたい方は是非読んでみてください!
拳一つで山を砕き、地の果てまで相手を叩き飛ばす。
こういった小さな動きで超大規模な現象を起こしてしまうというギャップから生まれるインパクトを感じていただけたでしょうか。
この奥義を作るにあたり作成した絵コンテがこちら!
更に細かい裏側を知りたい方は是非読んでみてください!
絵コンテ
ハゴロモの制作はかなり手探りの状態から始まりました。
「ハゴロモならこれくらいできそうかな」「特別感あるかな」と試行錯誤した結果生まれた約150個のアイデアから選りすぐりのものを採用しているので、皆様に楽しんで頂けるものになったという自信があります。
ハゴロモが収録された、「ナルティメットストームコネクションズ DLCパック第1弾」は好評発売中です。
是非ご自身の手でハゴロモを動かしてみてください!
「ハゴロモならこれくらいできそうかな」「特別感あるかな」と試行錯誤した結果生まれた約150個のアイデアから選りすぐりのものを採用しているので、皆様に楽しんで頂けるものになったという自信があります。
ハゴロモが収録された、「ナルティメットストームコネクションズ DLCパック第1弾」は好評発売中です。
是非ご自身の手でハゴロモを動かしてみてください!
「NARUTO X BORUTO ナルティメットストームコネクションズ」
2023年11月16日(木)発売
機種/PlayStation®4、PlayStation®5、NintendoSwitchXboxOne(国内DL版のみ)、XboxSeriesX|S(国内DL版のみ)
メーカー/バンダイナムコエンターテインメント
ジャンル/忍道対戦アクション
詳細は公式サイトをチェック!
URL:https://naruto-game-sc.bn-ent.net/
2023年11月16日(木)発売
機種/PlayStation®4、PlayStation®5、NintendoSwitchXboxOne(国内DL版のみ)、XboxSeriesX|S(国内DL版のみ)
メーカー/バンダイナムコエンターテインメント
ジャンル/忍道対戦アクション
詳細は公式サイトをチェック!
URL:https://naruto-game-sc.bn-ent.net/
©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ ©劇場版NARUTO製作委員会 2012 ©劇場版NARUTO製作委員会 2014 ©劇場版BORUTO製作委員会 2015 ©Bandai Namco Entertainment Inc.