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2023/08/01
心身共に限界まで挑戦し、“演劇”を超えた完結編に! ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~ ナルト役:中尾暢樹&サスケ役:佐藤流司 対談インタビュー!
心身共に限界まで挑戦し、“演劇”を超えた完結編に!
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~
ナルト役:中尾暢樹&サスケ役:佐藤流司 対談インタビュー!
うずまきナルト役:中尾暢樹
1996年11月27日生まれ
代表作
ミュージカル『刀剣乱舞』(ソハヤノツルキ 役)、舞台『東京リベンジャーズ』(千堂敦 役)ほか、TV作品や映画作品など多岐にわたり活動。
1996年11月27日生まれ
代表作
ミュージカル『刀剣乱舞』(ソハヤノツルキ 役)、舞台『東京リベンジャーズ』(千堂敦 役)ほか、TV作品や映画作品など多岐にわたり活動。
うちはサスケ役:佐藤流司
1995年1月17日生まれ
代表作
舞台『呪術廻戦』(虎杖悠仁 役)、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(財前光 役)ほか、数多くの人気作品の2.5次元舞台に出演。
1995年1月17日生まれ
代表作
舞台『呪術廻戦』(虎杖悠仁 役)、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(財前光 役)ほか、数多くの人気作品の2.5次元舞台に出演。
“劇団NARUTO”の有終の美を飾れるように…。
――今作がライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」(以下、舞台「NARUTO」)シリーズの完結編となりますが、改めて心境をお聞かせください。
中尾暢樹(以下、中尾):僕は昔から『NARUTO-ナルト-』(以下、『NARUTO』)が大好きで、舞台で関わることになってより一層この作品が好きになりました。本当に素敵な仲間たちにも出会えて、舞台「NARUTO」は僕の中で青春のような仕事でした。その中でも特に最終章はずっと楽しみにしてきましたね。僕らが“劇団NARUTO” と言っているこのカンパニーでの公演はこれで最後になると思うので「全力でやり切るだけだ!」と思っています。
佐藤流司(以下、佐藤):先日ビジュアルの撮影に参加した際、8年やり遂げた達成感や感慨深さよりも「いよいよ終わってしまうんだ…」と悲しい気持ちが先にこみ上げてきました。この8年間当たり前のように演じてきたうちはサスケ役という役が、これで終わりだと思うと本当に悲しいです。舞台「NARUTO」の有終の美を飾れるように、サスケとして精進していこうと思っています。
――これまでの舞台「NARUTO」を振り返り、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
中尾:毎公演、最後に歌う「忍の生きる道」が特に印象に残っています。物語の最後のシーンであの曲を歌って、がむしゃらに戦い抜いたあとに仲間たちの力をたくさん受け取る。『NARUTO』のストーリーが反映されていて、毎回幸せな気持ちになります。限界まで動くと体力的にも精神的にもしんどくて…、でもそれが“本当の戦う姿”だと思うので!
中尾暢樹(以下、中尾):僕は昔から『NARUTO-ナルト-』(以下、『NARUTO』)が大好きで、舞台で関わることになってより一層この作品が好きになりました。本当に素敵な仲間たちにも出会えて、舞台「NARUTO」は僕の中で青春のような仕事でした。その中でも特に最終章はずっと楽しみにしてきましたね。僕らが“劇団NARUTO” と言っているこのカンパニーでの公演はこれで最後になると思うので「全力でやり切るだけだ!」と思っています。
佐藤流司(以下、佐藤):先日ビジュアルの撮影に参加した際、8年やり遂げた達成感や感慨深さよりも「いよいよ終わってしまうんだ…」と悲しい気持ちが先にこみ上げてきました。この8年間当たり前のように演じてきたうちはサスケ役という役が、これで終わりだと思うと本当に悲しいです。舞台「NARUTO」の有終の美を飾れるように、サスケとして精進していこうと思っています。
――これまでの舞台「NARUTO」を振り返り、特に印象に残っているエピソードを教えてください。
中尾:毎公演、最後に歌う「忍の生きる道」が特に印象に残っています。物語の最後のシーンであの曲を歌って、がむしゃらに戦い抜いたあとに仲間たちの力をたくさん受け取る。『NARUTO』のストーリーが反映されていて、毎回幸せな気持ちになります。限界まで動くと体力的にも精神的にもしんどくて…、でもそれが“本当の戦う姿”だと思うので!
佐藤:役者さんの話になってしまうのですが、前回公演でマダラ役の誠治郎さん(中村誠治郎)が登場して五影たちを相手に戦うシーンですかね。稽古中に誠治郎さんの殺陣が速すぎて、誰も追いつけなかったんです(笑)。
中尾:ガチのマダラだね(笑)。
佐藤:ガチマダラの誠治郎さんがとんでもない強さだったので、今回の公演の最後に俺と暢樹とサクラ役の伊藤優衣が戦うことになると思うと…(笑)。
中尾:絶対「もっと速く!」って言われる(笑)。
佐藤:あのスピード感が本当にやばかったです。そこが本当に怖いなって思っています。俺たち追いつけるのかな…(笑)。
佐藤:ガチマダラの誠治郎さんがとんでもない強さだったので、今回の公演の最後に俺と暢樹とサクラ役の伊藤優衣が戦うことになると思うと…(笑)。
中尾:絶対「もっと速く!」って言われる(笑)。
佐藤:あのスピード感が本当にやばかったです。そこが本当に怖いなって思っています。俺たち追いつけるのかな…(笑)。
「改めてナルトとして生きる時間が始まる」
――前回公演『忍界大戦、開戦』(2022年上演)ではナルトは自身の出生について、サスケは対カブト戦でのイタチとのやりとりがあり、どちらも重要なシーンだったと思います。前作を経て心境やキャラ作りなどに変化したことはありますか?
中尾:僕の中のナルトは夢に向かってまっすぐ生きているので、変化とかは無かったかなと思います。心境の変化というよりも、僕の中のナルトがようやく夢に向かって大きく歩き出すという思いが強くなりました。ナルトがどんどん成長して、両親の想いを受け取って、たくさんの仲間たちに囲まれて…。前回公演の最後に忍連合と十尾が対立して終わった時、そこからまた改めてナルトとして生きる時間が始まるなと思いました。この『NARUTO』という物語の最後に、火影になる夢が叶う…。それに向けての楽しみが強かったです。
佐藤:生きていないはずのイタチに出会い、改めてもう一度本当にイタチを失うことの痛みを知る。二度イタチとの別れを経験し、サスケは前回公演の最後に“自分はどうするべきか?”を考え始めて少し大人になったのではないかと思います。ここから歴代火影に出会ったりしてさらに前へと進んでいきますが、サスケの決めたことは決して明るい方向性ではないので…。最後にナルトと戦うまでにさらに深い闇に入り込みそうで、自分自身も演じるのが少し怖くなっている部分もありますね。
――お2人が演じてみたいキャラクターを教えてください。
中尾:やっぱりサスケですかね!とにかくかっこいいし、自分とは真逆すぎていいなと思います。僕の中ではナルトとサスケって表裏一体で、それこそ「逆だったかもしれねぇ…」なので…。そっち側も演じてみたいですね。特にイタチとの最後のシーンは演じたいですし、良知さん(うちはイタチ役:良知真次)におでこトンってやってもらいたいです。
――お2人が演じてみたいキャラクターを教えてください。
中尾:やっぱりサスケですかね!とにかくかっこいいし、自分とは真逆すぎていいなと思います。僕の中ではナルトとサスケって表裏一体で、それこそ「逆だったかもしれねぇ…」なので…。そっち側も演じてみたいですね。特にイタチとの最後のシーンは演じたいですし、良知さん(うちはイタチ役:良知真次)におでこトンってやってもらいたいです。
佐藤:僕は再不斬ですね。白のことをナルトに問い詰められている時の「何も言うな…」って泣きながら言うセリフに男のロマンが全部詰まっていて、なおかつかっこよさもあって原作を読んでいて痺れました。あと朝陽さん(再不斬役:内田朝陽)の演技も本当にかっこよくて…。白の頬を撫でながら天に昇っていくのも、とにかくロマンティックで感動的なシーンでこれは演じたいなと思いました。
「“スリーマンセル”の元祖は『NARUTO』の「第七班」だと思っています。」
――舞台や原作など、お2人の「第七班」の印象や思い出をお聞かせください。
中尾:僕は『うずまきナルト物語』(2021年上演)からナルト役を演じさせていただいているのですが、初演のライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」(2015年上演)から一緒の役者さんたちの“言葉はいらない”感は伝わってきました。流司くんの20歳のころから演じてきた思い出や気合はもちろん、君さん(はたけカカシ役:君沢ユウキ)の温かく見守ってくれる目とか、優衣ちゃんのみんなの事を理解してくれている感じがひしひしと伝わってきて…。新しく入った僕の事をみんな尊重してくれて、とても温かい気持ちになりました。不思議な感覚ですが一緒にいて仕事以上の絆を感じますね。
佐藤:原作の元気な男の子とクールな男の子の中に紅一点で女の子がいて、そこにすごく強い先生が一緒にいる。今となっては様々な作品でよく見る形だと思いますが、元祖は『NARUTO』の「第七班」だと思っています。中盤でサスケがチームから離れたり、様々な出来事があって最後のカカシ先生の「今のお前らは大好きだ」っていうセリフに繋がっていく。陳腐な言葉では語れない、人生において多くの人が求めている友情や青春が全部詰まっている最高のチームだなと漫画を読むたびに感動し、同時に第七班が羨ましく思います。
中尾:僕は『うずまきナルト物語』(2021年上演)からナルト役を演じさせていただいているのですが、初演のライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」(2015年上演)から一緒の役者さんたちの“言葉はいらない”感は伝わってきました。流司くんの20歳のころから演じてきた思い出や気合はもちろん、君さん(はたけカカシ役:君沢ユウキ)の温かく見守ってくれる目とか、優衣ちゃんのみんなの事を理解してくれている感じがひしひしと伝わってきて…。新しく入った僕の事をみんな尊重してくれて、とても温かい気持ちになりました。不思議な感覚ですが一緒にいて仕事以上の絆を感じますね。
佐藤:原作の元気な男の子とクールな男の子の中に紅一点で女の子がいて、そこにすごく強い先生が一緒にいる。今となっては様々な作品でよく見る形だと思いますが、元祖は『NARUTO』の「第七班」だと思っています。中盤でサスケがチームから離れたり、様々な出来事があって最後のカカシ先生の「今のお前らは大好きだ」っていうセリフに繋がっていく。陳腐な言葉では語れない、人生において多くの人が求めている友情や青春が全部詰まっている最高のチームだなと漫画を読むたびに感動し、同時に第七班が羨ましく思います。
――一緒に演じられてきた中で、お互いの「ここがすごい」と感じたことを教えてください。
中尾:流司くんは全部が“はやい”です(笑)。セリフを覚えるのも早いし、振付も殺陣も全部速い!本当にスマートです。僕はコツコツ積み上げていくタイプなので、真似できないですね。それを後ろで見ている君さんが「ナルトとサスケだね(笑)。」って。お互い切磋琢磨しています。
佐藤:初めて暢樹と共演してから10年近く経っていて、その時の記憶しかなかったのでキャスティングされた時に「大丈夫か?」って(笑)。へなちょこだと思っていたので、芝居がものすごく上達していて驚きました。歌も歌えるようになっていたし、立ち回りとかも進化していて…。今作の話じゃないですけど、久しぶりに会ったナルトに驚くサスケの絵とマッチしますね。
中尾:確かに!
佐藤:あと体力も無尽蔵になっていて、暢樹はガッツがあるなと思いました。
中尾:流司くんは全部が“はやい”です(笑)。セリフを覚えるのも早いし、振付も殺陣も全部速い!本当にスマートです。僕はコツコツ積み上げていくタイプなので、真似できないですね。それを後ろで見ている君さんが「ナルトとサスケだね(笑)。」って。お互い切磋琢磨しています。
佐藤:初めて暢樹と共演してから10年近く経っていて、その時の記憶しかなかったのでキャスティングされた時に「大丈夫か?」って(笑)。へなちょこだと思っていたので、芝居がものすごく上達していて驚きました。歌も歌えるようになっていたし、立ち回りとかも進化していて…。今作の話じゃないですけど、久しぶりに会ったナルトに驚くサスケの絵とマッチしますね。
中尾:確かに!
佐藤:あと体力も無尽蔵になっていて、暢樹はガッツがあるなと思いました。
ボロボロになるまで鎬を削り合い、感動の完結編に!
――今作では終末の谷でのラストシーンなど、お2人でのやりとりが多くあるかと思いますがいかがですか?
中尾:とにかく楽しみです!やりたいシーンが山ほどありますが、終末の谷でのシーンなど「ここは絶対やるだろうな」とか考えると…。もう本当に大団円なんだなと思います。あと僕は今までサスケと舞台上で話すシーンが殆どなかったので、ようやくサスケと対面できるのが嬉しいです。第七班で力を合わせて戦って、ナルトの今までの想いをサスケにぶつけて…。「やってやろうじゃないか!」という感じです。自分の身体が壊れるまで動きます!
中尾:とにかく楽しみです!やりたいシーンが山ほどありますが、終末の谷でのシーンなど「ここは絶対やるだろうな」とか考えると…。もう本当に大団円なんだなと思います。あと僕は今までサスケと舞台上で話すシーンが殆どなかったので、ようやくサスケと対面できるのが嬉しいです。第七班で力を合わせて戦って、ナルトの今までの想いをサスケにぶつけて…。「やってやろうじゃないか!」という感じです。自分の身体が壊れるまで動きます!
佐藤:現段階でナルトはすでに木ノ葉の中でも最強の男になっていると思います。お互い切磋琢磨してきたライバルに再会し、経験したことのない力をぶつけ合って、殴る力がなくなるまで戦う。肉体も精神も限界に達すると思うので暢樹と2人でボロボロになるまで鎬を削り合い、芝居や演技の枠を超えた領域まで今作は行きたいと思っています。
――最後に最終章を楽しみに待っている全世界のファンの皆様へ、メッセージをお願いいたします!
中尾:全世界の『NARUTO』を愛してくださっている方々に負けないくらい、「僕たちが一番『NARUTO』を愛してる!」と思いながら『NARUTO』の世界を表現してきました。僕は胸を張って舞台「NARUTO」がめちゃくちゃ面白いよって色々な人に言ってきたので、ついに完結ということで本当に劇場に観に来て欲しいです。みんなで『NARUTO』の世界観を本気で作りに行きます。何年も積み上げてきたものがありますし、本当に面白いものができると思います。とにかく頑張ります!
佐藤:完結編となる今作はカンパニー全員の気合が最高に入っている現場になるので、絶対に今までの中で一番感動的な作品になると思います。8年間続いてきた歴史ある作品を今作でしっかり終わらせられるように、カンパニー一同で頑張っていきたいと思います!あと8年間取材のときに「必ずサスケが一番かっこいい作品にする」と言ってきましたが、今回ばかりは絶対に「第七班」が一番かっこいい作品にします。
――ありがとうございました!
――最後に最終章を楽しみに待っている全世界のファンの皆様へ、メッセージをお願いいたします!
中尾:全世界の『NARUTO』を愛してくださっている方々に負けないくらい、「僕たちが一番『NARUTO』を愛してる!」と思いながら『NARUTO』の世界を表現してきました。僕は胸を張って舞台「NARUTO」がめちゃくちゃ面白いよって色々な人に言ってきたので、ついに完結ということで本当に劇場に観に来て欲しいです。みんなで『NARUTO』の世界観を本気で作りに行きます。何年も積み上げてきたものがありますし、本当に面白いものができると思います。とにかく頑張ります!
佐藤:完結編となる今作はカンパニー全員の気合が最高に入っている現場になるので、絶対に今までの中で一番感動的な作品になると思います。8年間続いてきた歴史ある作品を今作でしっかり終わらせられるように、カンパニー一同で頑張っていきたいと思います!あと8年間取材のときに「必ずサスケが一番かっこいい作品にする」と言ってきましたが、今回ばかりは絶対に「第七班」が一番かっこいい作品にします。
――ありがとうございました!
ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」~忍の生きる道~は
10月8日(日)神奈川公演より開幕!!
チケット情報など公式サイトでチェック!
©岸本斉史 スコット/集英社 ©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2021 ©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2022 ©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2023