NARUTOコラム
2022/11/03
【NARUTO 20thコラム】アニメ『NARUTO-ナルト-』忍道回顧【第4回】「風影奪還の章」&「遥かなる再会の章」
NARUTO世代ド真ん中ライターが、20周年を迎えたアニメ『NARUTO-ナルト-』を振り返るNARUTO 20thコラム!
第4回の今回は遂に「疾風伝」に突入!「風影奪還の章」と「遥かなる再会の章」を振り返っていきます!
第4回の今回は遂に「疾風伝」に突入!「風影奪還の章」と「遥かなる再会の章」を振り返っていきます!
成長したナルトが帰郷!「風影奪還の章」
自来也と共に修業の旅に出ていたナルトが大きく成長した姿で木ノ葉に帰還!
カカシやサクラと再会を果たし、お互いの成長を確かめるため懐かしの「サバイバル演習」を行うことに!
カカシやサクラと再会を果たし、お互いの成長を確かめるため懐かしの「サバイバル演習」を行うことに!
対等な木ノ葉の忍として!
カカシは最初から写輪眼を使い、ナルト&サクラのタッグに全力で応戦!
三忍の下で修業に励んだナルトとサクラも善戦しますが、改めてカカシの総合戦闘力の高さを痛感します。
しかし、ナルトが立案した奇策でカカシの両手と眼を塞ぎ、見事鈴を奪取!
しかし、ナルトが立案した奇策でカカシの両手と眼を塞ぎ、見事鈴を奪取!
へへ…忍者は裏の裏を読むべし
ねっ先生!
ナルトとサクラが成長を示し、改めて「カカシ班」が結成されました!
“暁”が砂隠れに侵入!
ナルトが木ノ葉に帰還したのと時を同じくして、犯罪組織“暁”も動き出します。
狙われたのは五代目風影に就任した一尾の人柱力・我愛羅!
“暁”のメンバー・デイダラが砂隠れに侵入し、我愛羅がこれに応戦します。
“暁”のメンバー・デイダラが砂隠れに侵入し、我愛羅がこれに応戦します。
上空から爆弾による攻撃を仕掛けるデイダラに対し、砂による絶対防御で攻撃を凌ぎながら敵を追い詰めていく我愛羅。
デイダラの片腕を潰し、勝負ありかと思われましたが…
デイダラの片腕を潰し、勝負ありかと思われましたが…
デイダラの放った大規模爆撃から砂隠れの里を守り、その隙を突かれて捕縛されてしまいます。
カカシ班、砂隠れへ…!
急報を受けた木ノ葉はカカシ班を砂隠れへと急行させます。
砂隠れの里で状況を把握したカカシ班は、歴戦のくノ一・チヨバアと共に我愛羅奪還任務へと出陣。
一方、カカシ班の後を追って砂隠れに派遣されたのはガイ班の4人!
“暁”のアジトへと向かう両班の前に意外な二人一組が姿を現します。
逆襲!霧隠れの怪人!
ガイ班の前に立ちふさがったのは、霧隠れの怪人・鬼鮫!
鬼鮫は並外れたチャクラ量を活かした水遁忍術により、リー、ネジ、テンテンの3人を拘束。ガイとの一騎打ちを演出します。
対するガイは愛用武器のヌンチャクで抗戦!
さらに、一気に勝負を決するため禁断の奥義・八門遁甲を第六景門まで開きます!!
朝孔雀!!
超高速かつ超連続での突き・朝孔雀により勝負アリ!
イタチ再び!
一方でカカシ班の前に現れたのは、サスケの兄・うちはイタチ!
“写輪眼”による瞳術、そして指先一つで仕掛けられる幻術で幾度となく翻ろうされますが…
大玉螺旋丸!!
カカシと上手く連携したナルトが進化した螺旋丸で勝負を決します!
しかし、撃破したはずの鬼鮫とイタチは本人ではなく、“暁”の術によって作り出された分身体であることが判明。
足止めをされ、時間を稼がれた両班は目的のアジトへ急いで向かい、無事に合流を果たします。
足止めをされ、時間を稼がれた両班は目的のアジトへ急いで向かい、無事に合流を果たします。
激突!最凶の天才傀儡師!
アジトへ踏み込んだカカシ班を待ち受けていたのは、
“暁”の芸術コンビ・デイダラとサソリ!
“暁”の芸術コンビ・デイダラとサソリ!
我愛羅の身柄を持って逃走したデイダラをナルトとカカシが追跡。
残ったサソリとサクラ&チヨバアが対峙します。
サクラの怪力とチヨバアの圧倒的な実戦経験を組み合わせた連携が炸裂!
傀儡・ヒルコは崩れ去り、サソリ本人が姿を現します。
次にサソリがお披露目したのは、傀儡化した三代目風影!
仕込み武器による強烈な攻撃、そして三代目風影が使った砂鉄による術で一気に劣勢に立たされるチヨバア。
しかし、サクラが再びチヨバアに身を預けて戦うことを提案。
しかし、サクラが再びチヨバアに身を預けて戦うことを提案。
師匠である綱手仕込みの回避能力と怪力、そして師匠譲りの負けん気で活路を見いだしたサクラの拳が三代目風影の傀儡を穿ちます!!
最終兵器である傀儡化した“自分”を繰り出したサソリ…!
クライマックス!…そして終劇
変幻自在の仕込みで猛攻を仕掛けてくるサソリ。
チヨバアは自ら禁じた極意を繰り出します。
一城落としのカラクリ
白秘技・十機近松の集
オレは これで一国を落とした
赤秘技・百機の操演
サソリが操る百機の傀儡を相手にチヨバアの十機、そしてサクラが大立ち回りを演じ、戦いは戦争のような様相を呈します。
ここだ!!
百機の軍勢をかき分け、サクラ渾身の一投がサソリを封じます。
傀儡を失ってなお抵抗を続けたサソリの刀がサクラに突き刺さりますが、
チヨバアの操る傀儡、サソリの“父”と“母”がその凶行に幕を下ろします。
チヨバアの操る傀儡、サソリの“父”と“母”がその凶行に幕を下ろします。
炸裂!カカシの万華鏡写輪眼!!
一方、デイダラを追うナルトとカカシ。
頑なに逃げ続けるデイダラを捉えるため、カカシは「新しい写輪眼」こと“万華鏡写輪眼”を開眼!!
頑なに逃げ続けるデイダラを捉えるため、カカシは「新しい写輪眼」こと“万華鏡写輪眼”を開眼!!
“神威”により周辺の空間ごとデイダラの腕を異空間へと飛ばします。
それでも尚、逃げ続けるデイダラでしたが、ナルトが肉迫!
我愛羅の身柄を取り戻し、さらにデイダラ捨て身の大爆発はカカシの“神威”によって異空間へと飛ばされます。
未来を託したチヨバアの最期
息を吹き返すことはなく、無言のまま帰郷した我愛羅。
砂隠れの忍、そしてナルトたちも深い悲しみに包まれますが、チヨバアが意を決して蘇生を試みます。
砂隠れの忍、そしてナルトたちも深い悲しみに包まれますが、チヨバアが意を決して蘇生を試みます。
木ノ葉の忍であるナルトが差し伸べる手とチャクラ。
木ノ葉と砂が手を取り合えることを確信したチヨバアは未来を若者たちに託し、自分の命と引き換えに我愛羅を生き返らせます。
こうして五代目風影・我愛羅は帰還を果たし、
木ノ葉と砂の間に強い“絆”が結ばれました。
木ノ葉と砂の間に強い“絆”が結ばれました。
新カカシ班が大蛇丸たちの偵察任務へ!「遥かなる再会の章」!!
サクラが“暁”のサソリから聞き出した情報を基に、偵察任務を遂行することになったナルトたち。しかし、隊長のカカシは先の戦いで消耗し療養中のため、新たなメンバーを加えてチームが編成されることに!
結成!新カカシ班
ナルトとサクラの他に2人の班員を迎えることになったカカシ班。
カカシの代行に任命されたのは、暗部でも指折りの実力者・ヤマト!
カカシの代行に任命されたのは、暗部でも指折りの実力者・ヤマト!
さらに、暗部養成部門“根”からサイという少年が配属されます。
しかし、どうやらサイには隠し事があるようで、ナルトたちとの空気も険悪…。
班として団結し切れない中、新カカシ班は初任務に出立します。
班として団結し切れない中、新カカシ班は初任務に出立します。
天地橋の乱戦!
いがみ合いながらも、目的地に到着した新カカシ班の4人。
サソリに変装し、大蛇丸の部下・カブトと接触します。
サソリに変装し、大蛇丸の部下・カブトと接触します。
しかし、サソリとカブトの接触は大蛇丸が仕組んだ罠!
新カカシ班と大蛇丸&カブトの戦いの火ぶたが切って落とされます。
新カカシ班と大蛇丸&カブトの戦いの火ぶたが切って落とされます。
サスケを…返せ……
我が物顔でサスケの名を口にする大蛇丸に対してナルトの怒りはすぐさま頂点に達し、九尾の力をどんどん解放してしまいます。
九尾チャクラ、暴走…!
九尾チャクラの尾は増え続け、4本目の尾が出現すると、
もはや九尾の妖狐そのもののような禍々しい姿に。
もはや九尾の妖狐そのもののような禍々しい姿に。
大蛇丸と九尾の人柱力。邪悪な力同士が激突します。
ナルトが周囲一帯を吹き飛ばすほどの高密度に凝縮したチャクラを放てば、
大蛇丸は山のようにそびえたつ三重羅生門を口寄せして防ぎきる。
忍同士というより、バケモノ同士の戦いが展開
大蛇丸は山のようにそびえたつ三重羅生門を口寄せして防ぎきる。
忍同士というより、バケモノ同士の戦いが展開
ナルト!もう…もういいから!
サスケ君は私が助け出してみせる!
だから!だからナルトはもう…
自我を失い、全身血だらけになりながら戦うナルトを身を挺して止めようとするサクラ。
一瞬生まれた隙を縫い、ヤマトが木遁忍術により九尾チャクラを抑え込みます。
一瞬生まれた隙を縫い、ヤマトが木遁忍術により九尾チャクラを抑え込みます。
何とか意識を取り戻したナルトでしたが、
その間に大蛇丸とカブトは退却。さらに、サイが大蛇丸側へと寝返ります。
その間に大蛇丸とカブトは退却。さらに、サイが大蛇丸側へと寝返ります。
ヤマトたちはすぐさま追跡を開始。
大蛇丸のアジトを突き止めます。
大蛇丸のアジトを突き止めます。
サスケはすぐそこに…アジトへの潜入
大蛇丸のアジトへ潜入したヤマト、ナルト、サクラの3人はサイを発見。
ダンゾウの命令のままに大蛇丸と木ノ葉崩しを画策するサイでしたが…。
ダンゾウの命令のままに大蛇丸と木ノ葉崩しを画策するサイでしたが…。
サスケはオレの友達だから……
やっと出来た大切なつながりだから…
…つながり…
それを確かめたいんだ
ナルトやサクラが抱くサスケへの切なる思いを聞いたサイは兄への感情を思い出し、改めて同班の“仲間”としてナルトたちと共に戦うことを決めます。
サスケとの再会
サイがサスケの居所を探り出し、接触。
激しい戦闘音を頼りにナルトたちも現場に急行すると、そこには…。
激しい戦闘音を頼りにナルトたちも現場に急行すると、そこには…。
約3年の時を経ての再会。
しかし、そこにかつてのサスケの姿はなく…ナルトたちに冷え切った言葉を投げかけ続けます。
しかし、そこにかつてのサスケの姿はなく…ナルトたちに冷え切った言葉を投げかけ続けます。
…そういやお前には火影になるっていう夢があるんじゃなかったか…?
オレを追い回す暇があったら修業でもしてりゃ良かったのに…なァ…ナルト
仲間一人救えねェ奴が火影になんてなれるかよ
そうだろ………サスケ
サスケを取り押さえるため、4人がかりで戦闘に臨む新カカシ班。
しかし、成長したサスケの力は凄まじく、4人を同時に相手にしながらも一気に場を制圧します。
しかし、成長したサスケの力は凄まじく、4人を同時に相手にしながらも一気に場を制圧します。
思い届かず…
ナルトたちの説得もむなしく、サスケは“復讐”のため大蛇丸たちと共に姿を消します。
また……止められなかった…
オレは……弱えェ……
泣いたってサスケくんは帰って来ないでしょ!
私もいる!私だって一緒に強くなる!!
二人より三人の方がいいに決まってる
それにボクは結構強いからね
サスケを連れ戻すことは叶いませんでしたが、サイという心強い仲間を加え、より一層サスケ奪還への思いを強めたナルトたち。
里への帰還後、すぐさま新カカシ班として新たな任務へと旅立つのでした。
里への帰還後、すぐさま新カカシ班として新たな任務へと旅立つのでした。
今回の振り返りはここまで!
次回は11月10日(木)に「不死の破壊者、飛段・角都の章」から振り返っていきます!
次回は11月10日(木)に「不死の破壊者、飛段・角都の章」から振り返っていきます!
©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ