NARUTOコラム
2022/10/27
【NARUTO 20thコラム】アニメ『NARUTO-ナルト-』忍道回顧【第3回】「サスケ奪還任務編」~「少年篇」完結
NARUTO世代ド真ん中ライターが、20周年を迎えたアニメ『NARUTO-ナルト-』を振り返るNARUTO 20thコラム!第3回の今回は「サスケ奪還任務編」から少年篇のラストまでを振り返っていきます!
サスケが復讐の道を走り出す…「サスケ奪還任務編」…!!
綱手を連れて木ノ葉隠れの里に戻ったナルト。一安心した矢先、意識を取り戻したサスケから決闘を申し込まれます。
これを皮切りに「サスケ奪還任務編」という最大の試練が訪れることに…。
これを皮切りに「サスケ奪還任務編」という最大の試練が訪れることに…。
オレと戦え!ナルトVSサスケ!!
意識を取り戻したばかりのサスケから決闘を申し込まれたナルト。一度は受け流そうとしますが、サスケの必死の形相を見て、受けて立つ覚悟を決めます。
ナルトォオオ!!
サスケェェッ!!
これまでは良きライバルとして競い合ってきた2人が本気で激突。
ナルトの影分身にサスケは豪火球で対抗し、
ナルトが螺旋丸を披露したのに合わせてサスケは千鳥をとっさに発動。
ナルトが螺旋丸を披露したのに合わせてサスケは千鳥をとっさに発動。
サクラとカカシが割って入ったことで、勝負はお預けとなります。
音の誘い…サスケが駆けだす闇の道
サスケの前に姿を現したのは大蛇丸の部下である音の四人衆。
言葉巧みにサスケの復讐心を焚き付け、遂にサスケは里抜けを決意します。
言葉巧みにサスケの復讐心を焚き付け、遂にサスケは里抜けを決意します。
サクラ…ありがとう
異変を察知し駆けつけたサクラによる必死の説得もむなしく、
サスケは里を抜け音の四人衆とともに大蛇丸の元へ――。
サスケは里を抜け音の四人衆とともに大蛇丸の元へ――。
翌朝、事態を把握した綱手は中忍に昇格したばかりのシカマルを緊急招集。
小隊を編成してすぐにサスケを追うように任を下します。
小隊を編成してすぐにサスケを追うように任を下します。
サスケは同じ木ノ葉隠れの忍だ
仲間だ!
だから命懸けで助ける
これが木ノ葉流だ
ナルト、キバ、チョウジ、ネジをメンバーに加えたシカマル小隊が結成!
サスケくんを連れ戻して…
サスケはぜってーオレが連れて帰る!
一生の約束だってばよ!!
サクラの悲痛な願い、その想いを受け取ったナルトたちは
サスケ奪還に向けて出立します。
サスケ奪還に向けて出立します。
音と木ノ葉の追走劇
木ノ葉の上忍と交戦した音の四人衆は休息を余儀なくされ、その間にシカマル小隊が追いつきます。
しかし、その眼前に次郎坊が立ち塞がり再び逃走を許してしまいますが、チョウジが名乗りを上げパワータイプ同士の戦いが始まります。
しかし、その眼前に次郎坊が立ち塞がり再び逃走を許してしまいますが、チョウジが名乗りを上げパワータイプ同士の戦いが始まります。
チョウジ、飛翔!
秋道一族に伝わる3色の秘薬を服用したチョウジは次郎坊を圧倒する超パワーを発揮!
次郎坊が呪印の状態を上げるごとにチョウジはより強い丸薬を使うことで、対抗します。
次郎坊が呪印の状態を上げるごとにチョウジはより強い丸薬を使うことで、対抗します。
最も強力な効能を持つ「トンガラシ丸」を口にしたチョウジは体形すら大きく変化!
蝶の羽のように漏れ出したチャクラを全て左手に集め、渾身の一撃で次郎坊を叩き潰しました!
しかし、丸薬使用による反動は大きく、チョウジはここで戦線を離脱することとなります。
しかし、丸薬使用による反動は大きく、チョウジはここで戦線を離脱することとなります。
ネジの覚悟が運命を変える!
次に立ちはだかったのは、蜘蛛の糸を操る鬼童丸。
チャクラの流れを見抜く“白眼”とチャクラを流し込んで破壊する“柔拳”の使い手・ネジが相手役を買って出ます。
チャクラの流れを見抜く“白眼”とチャクラを流し込んで破壊する“柔拳”の使い手・ネジが相手役を買って出ます。
驚異的な観察力と冷静さを持つ鬼童丸はネジの八卦六十四掌を凌ぎ切り、
さらには八卦掌回天すらも攻略してみせます。
さらには八卦掌回天すらも攻略してみせます。
頼みの綱である“白眼”の死角まで見抜かれ、絶体絶命のネジ。
しかし、その死地に活路を見いだしたネジは必中必殺の一撃をあえて受けきり、油断した鬼童丸に柔拳を打ち込みます。
しかし、その死地に活路を見いだしたネジは必中必殺の一撃をあえて受けきり、油断した鬼童丸に柔拳を打ち込みます。
運命なんて誰かが決めるもんじゃない
中忍試験でナルトと戦い、成長を遂げた“天才”が見事強敵・鬼童丸を撃破しました。
三方での死闘
多由也と左近に追いついたシカマルたち。
一度はサスケが入った棺桶を取り戻しますが、元“音の五人衆”最強の男・君麻呂が乱入。
崖下に落下したキバ&赤丸は左近と、多由也はシカマルが請け負い、ナルトは君麻呂と対峙します。
一度はサスケが入った棺桶を取り戻しますが、元“音の五人衆”最強の男・君麻呂が乱入。
崖下に落下したキバ&赤丸は左近と、多由也はシカマルが請け負い、ナルトは君麻呂と対峙します。
まさかのタッグ対決!?
谷底で左近との交戦を開始したキバ。
しかし、左近の正体は体を兄・右近と共有している2人組だと判明!
対するキバも愛犬・赤丸との連携により、双頭狼に変化し新術・牙狼牙を炸裂させます!
しかし、左近の正体は体を兄・右近と共有している2人組だと判明!
対するキバも愛犬・赤丸との連携により、双頭狼に変化し新術・牙狼牙を炸裂させます!
新術を凌がれた末に、右近に取り付かれてしまったキバでしたが、即座に自決をすることで右近に手傷を負わせることに成功します。
しかし、自身も深手の傷を負ったため、川を利用して匂いを消し、一旦退却。
しかし、自身も深手の傷を負ったため、川を利用して匂いを消し、一旦退却。
“音”と“影”の詰将棋
一方、シカマルは多由也が笛の音で操る三体の怪物を相手に苦戦。
攻守ともに隙のない多由也の戦法に追い詰められますが、
シカマルが鬼謀を仕掛け多由也本体を影真似の術で拘束することに成功します!
攻守ともに隙のない多由也の戦法に追い詰められますが、
シカマルが鬼謀を仕掛け多由也本体を影真似の術で拘束することに成功します!
しかし、多由也の抵抗が激しく、積みの一手が指せないままこう着状態となります。
参上!蘇えりし木ノ葉の蒼き野獣!!
君麻呂の圧倒的力を前に苦戦するナルト。
その時、棺桶の中からサスケが復活を遂げ、己の足で大蛇丸の下へと駆け出します。
その時、棺桶の中からサスケが復活を遂げ、己の足で大蛇丸の下へと駆け出します。
サスケを追おうとするナルト、その隙を突きナルトの命を奪わんとする君麻呂…
混戦状態の中、手術を終えたリーが増援に駆けつけます!
混戦状態の中、手術を終えたリーが増援に駆けつけます!
…この人はボクが倒します!
約束です!!
ナルトがサクラにした約束と同じようにリーも勝利を誓い、君麻呂を引き受けます。
骨を使う君麻呂、そして薬と間違えて酒を飲んだことで酔拳を繰り出すリー。
骨を使う君麻呂、そして薬と間違えて酒を飲んだことで酔拳を繰り出すリー。
変則的戦闘スタイル同士のド派手なアクションシーンはもちろん、寝て起きてを繰り返したり、逆立ちしながら連蹴りを繰り出すリーの動きは必見!
緊迫した戦闘にも関わらず、コミカルさも際立っているので思わず笑いながら見てしまいます!
緊迫した戦闘にも関わらず、コミカルさも際立っているので思わず笑いながら見てしまいます!
しかし、酔いがさめ、必殺の表蓮華を防がれたリーは、他の戦場で戦うキバ、シカマルと同じく絶体絶命の危機に!
木ノ葉同盟国・砂の三姉弟、見参!!
シカマルの元にテマリ、キバの元にカンクロウ、リーの元に我愛羅が救援に駆けつけます!!
中忍試験と木ノ葉崩しでは、木ノ葉を大いに苦しめた三人ですが、味方になれば非常に頼もしい存在!
中忍試験と木ノ葉崩しでは、木ノ葉を大いに苦しめた三人ですが、味方になれば非常に頼もしい存在!
黒秘技機々一発!!
終劇
口寄せ‥‥斬り斬り舞!!
どんなもんだ?
カンクロウとテマリはそれぞれ必殺の一撃により、音の四人衆を撃破!!
しかし、最強の男・君麻呂だけは一筋縄ではいきません。
我愛羅が繰り出す大技の数々を凌ぎきり、呪印状態2となった君麻呂は攻勢に転じます。
しかし、最強の男・君麻呂だけは一筋縄ではいきません。
我愛羅が繰り出す大技の数々を凌ぎきり、呪印状態2となった君麻呂は攻勢に転じます。
我愛羅も最硬防御で対抗し、なんとか攻撃を防ぎきりますが、
君麻呂の執念が我愛羅の力を上回り、その矛が我愛羅を貫こうとした瞬間…
君麻呂の執念が我愛羅の力を上回り、その矛が我愛羅を貫こうとした瞬間…
君麻呂が絶命。死闘は突如、終わりを迎えました。
そして、遂にナルトがサスケに追いつきます。
そして、遂にナルトがサスケに追いつきます。
友との決別…「終末の谷編」!!
サスケェ!!
オレから逃げんのか!!
よう
ウスラトンカチ
第七班として共に過ごしてきた思い出
木ノ葉の仲間たちから託された思い
それらを冷酷に否定するサスケ
木ノ葉の仲間たちから託された思い
それらを冷酷に否定するサスケ
怒りを乗せたナルトの拳がサスケを捉え、2人の決戦は幕を開けます。
力への渇望
思い起こされるイタチや父と過ごした記憶、そして惨劇の一夜
強まるイタチへの憎悪と復讐心
思い起こされるイタチや父と過ごした記憶、そして惨劇の一夜
強まるイタチへの憎悪と復讐心
サスケもまた決意をより強く固め、ナルトへ宣戦布告。
屋上での決戦ではカカシが仲裁に入りましたが、今度はナルトの螺旋丸とサスケの千鳥が真っ向からぶつかり合います。
屋上での決戦ではカカシが仲裁に入りましたが、今度はナルトの螺旋丸とサスケの千鳥が真っ向からぶつかり合います。
お互いの力や心の内、孤独の痛みすらも曝け出した2人
オレにとっちゃ‥‥
やっとできた繋がりなんだ
だったらその繋がりを
オレは断ち切るまでだ!
サスケがナルトのことを対等な存在だと認め、額当てを装着。
ここからはまさにノンストップ。
お互いに何度も限界を越えた力を引き出し続け、死力を尽くしてぶつかり合います。
ここからはまさにノンストップ。
お互いに何度も限界を越えた力を引き出し続け、死力を尽くしてぶつかり合います。
呪印に体が慣れ、力を増した写輪眼によりナルトの動きを完全に見切るサスケ。
周囲の音は遠ざかり、静寂の中ただナルトを圧倒します。
周囲の音は遠ざかり、静寂の中ただナルトを圧倒します。
サスケの強さに呼応し、九尾チャクラを引き出したナルト。
九尾の衣は、攻撃を回避されて尚チャクラによる追撃を加え、灼熱の火遁すらも完全に防御。
追い詰められたサスケは遂に禁断の力“呪印状態2”に手を染めます。
互いに持てる力の全てを引き出し、異形と化したナルトとサスケ。
その壮絶な戦いは再び放たれた“螺旋丸”と“千鳥”の激突により決着。
その壮絶な戦いは再び放たれた“螺旋丸”と“千鳥”の激突により決着。
気を失い倒れたナルト
呆然と立ち尽くすサスケ
呆然と立ち尽くすサスケ
2人に涙雨が降り注ぎ、サスケは傷ついた体を引きずりながら、
大蛇丸の下、“闇”へと向かいました。
大蛇丸の下、“闇”へと向かいました。
カカシに保護され、帰郷したナルト。
同じシカマル小隊として任務にあたった仲間たちも傷を負いながら里へと連れ帰られていました。
同じシカマル小隊として任務にあたった仲間たちも傷を負いながら里へと連れ帰られていました。
失意の中、病院で目を覚ましたナルト。
見舞いに駆けつけたサクラと共に、必ずサスケを連れ戻すと決意を新たに約束を交わします。
見舞いに駆けつけたサクラと共に、必ずサスケを連れ戻すと決意を新たに約束を交わします。
その後、突如現れたのは自来也。
サスケのことは諦めるんだのォ
忍として生きるならもっと賢くなれ
バカのままじゃ…この世界生き辛いのが現実だ…
賢いってのがそういうことなら…
オレは一生バカでいい…
自分と大蛇丸の過去をナルトたちに重ね、諭そうとした自来也の言葉を一蹴したナルト。
「まっすぐ自分の言葉は曲げねェ」
自分の忍道を貫き、サスケを絶対に助けると言い放つナルトの力強く真っすぐな瞳を見た自来也は折れ、ナルトを旅に連れて行くことを決めます。
サスケの里抜けから三カ月後、傷も完全に癒えたナルトは自来也と共に長い旅へと出立します。
「まっすぐ自分の言葉は曲げねェ」
自分の忍道を貫き、サスケを絶対に助けると言い放つナルトの力強く真っすぐな瞳を見た自来也は折れ、ナルトを旅に連れて行くことを決めます。
サスケの里抜けから三カ月後、傷も完全に癒えたナルトは自来也と共に長い旅へと出立します。
見ててくれ…
火影岩に向かって拳を掲げ、強くなることを誓って旅立ったナルト!!
全220話に及んだ「少年篇」はこれにて完結!
物語は約2年の歳月を経た「疾風伝」シリーズへと続くこととなります!
次回は11月3日(木)に「疾風伝」の開幕から振り返っていきます!お楽しみに!
物語は約2年の歳月を経た「疾風伝」シリーズへと続くこととなります!
次回は11月3日(木)に「疾風伝」の開幕から振り返っていきます!お楽しみに!