NARUTOコラム
2023/10/27
【誕生日コラム】10月27日は大蛇丸の誕生日！永遠の命と真理を探究し続ける“伝説の三忍”の一人・大蛇丸の活躍を振り返る！
忍たちの誕生日を記念して、その活躍を振り返るコラム！
今回は自来也、綱手と並び“伝説の三忍”と称えられるほどの力を持ちながら、
闇の道を進み続けた大蛇丸の活躍を振り返っていきたいと思います！
今回は自来也、綱手と並び“伝説の三忍”と称えられるほどの力を持ちながら、
闇の道を進み続けた大蛇丸の活躍を振り返っていきたいと思います！
■大蛇丸 プロフィール
・誕生日：10月27日（さそり座）
・好きな食べ物：卵
木ノ葉隠れの里在籍時代
大蛇丸は下忍の頃、三代目火影・ヒルゼンに師事。
木ノ葉に存在する術の全てを知り、扱う“教授（プロフェッサー）”と呼ばれたヒルゼンが
「自分の意志と力を受け継いでくれる存在」と期待を寄せるほどの才覚の持ち主でした。
木ノ葉に存在する術の全てを知り、扱う“教授（プロフェッサー）”と呼ばれたヒルゼンが
「自分の意志と力を受け継いでくれる存在」と期待を寄せるほどの才覚の持ち主でした。
自身が一人前の忍になると、指導者としても才覚を発揮。
後の特別上忍・みたらしアンコなど、優秀な人材を育て上げます。
後の特別上忍・みたらしアンコなど、優秀な人材を育て上げます。
そして戦時下においては、“かつての同志”自来也、綱手と共に、雨隠れの長・半蔵と互角の勝負を繰り広げます。
半蔵は大蛇丸たちに “木ノ葉の三忍”の名を与え、その実力を褒め称えたのでした。
半蔵は大蛇丸たちに “木ノ葉の三忍”の名を与え、その実力を褒め称えたのでした。
道を外れ、闇に堕ちる
第三次忍界大戦終結後、ヒルゼンの後を継ぐ四代目火影を決める際のこと。
大蛇丸は戦争中、多大なる戦果をあげながらも思想の危険性を危惧され、
四代目火影の座に就くことはなりませんでした。
大蛇丸は戦争中、多大なる戦果をあげながらも思想の危険性を危惧され、
四代目火影の座に就くことはなりませんでした。
その影響もあってか、大蛇丸は次第に人の道を外れた研究に手を染めていきます。
初代火影・柱間の細胞を組み込む実験、二代目火影・扉間が開発し禁術に指定した「口寄せ・穢土転生」修得、そして忍術開発のための人体実験…。人の命を犠牲にするおぞましい研究を繰り返していきます。
永遠の命への渇望
大蛇丸が人体実験を行ってまで開発したかった禁断の術――
それは 「不老不死の術」でした。
それは 「不老不死の術」でした。
ありとあらゆる全ての術を…
そして 真理をこの手に入れる為には長い長い時間が必要でね…
その長い年月をかけ 全てを知り尽くした者こそ
〝究極の個体〟と呼ぶに相応しい…
私にとって肉体の寿命は短すぎる 儚すぎる
自らの精神を永劫、今世にとどめ、新しい肉体に乗り換え続ける転生術
「不老不死の術」を完成させた大蛇丸は、木ノ葉隠れの里を抜け
さらに深く、忍界の闇へと潜っていくこととなります。
「不老不死の術」を完成させた大蛇丸は、木ノ葉隠れの里を抜け
さらに深く、忍界の闇へと潜っていくこととなります。
少しずつ集めたものから実験と検証を繰り返し…
知識と能力を己に蓄積させていく
そしてそこから新しい完璧な自分に向かって…
生まれ変わっていく
“暁”所属を経て、“うちはの血”を渇望
カブトを木ノ葉隠れから引き抜いた大蛇丸は、各国の抜け忍で構成された組織“暁”に加入。
コンビを組みながらも、カブトをサソリの部下として潜り込ませることで、
“暁”内部でも暗躍を続けます。
“暁”内部でも暗躍を続けます。
大蛇丸の目的は当時すでに“暁”に所属していた、うちはイタチ。
うちは一族の優れた血筋と“写輪眼”を手に入れることにありました。
しかし、イタチと対峙したことで力の差を痛感。
うちは一族の優れた血筋と“写輪眼”を手に入れることにありました。
しかし、イタチと対峙したことで力の差を痛感。
イタチのことを諦め、“暁”を脱退します。
忍界で暗躍し、勢力を急拡大
“暁”を抜けた大蛇丸は自身の研究を推し進めるべく、各国に研究施設を設立。
数多の被検体を利用しながら、実験を繰り返していきました。
数多の被検体を利用しながら、実験を繰り返していきました。
また、大蛇丸は自分が長として治める「音隠れの里」を立ち上げ、
数年で勢力を急拡大させていきます。
数年で勢力を急拡大させていきます。
カブトを始めとした音隠れの忍たち、そして自分自身も姿を変えて、
木ノ葉隠れの里で行われる中忍試験に潜り込んだ大蛇丸は、凶悪な作戦を実行に移します――！
木ノ葉隠れの里で行われる中忍試験に潜り込んだ大蛇丸は、凶悪な作戦を実行に移します――！
“木ノ葉崩し”執行！師・ヒルゼンとの一騎打ち
中忍試験「第二の試験」で第七班に接触した大蛇丸は、
目的の内の一つ・サスケに対して、首輪ともいえる“呪印”を刻みます。
目的の内の一つ・サスケに対して、首輪ともいえる“呪印”を刻みます。
そして、その後の「本選」が行われる最中、“木ノ葉崩し”を決行。
動いているものを見るのは面白い…
止まっているとつまらないでしょ………
回ってない風車なんて見るに値せず…ってね
かと言って…止まってるのも情緒があっていい時もある…
とにかく… 今は“木ノ葉崩し”という風で
私が風車を回したい…
殺害した風影の容姿を奪うことで火影・ヒルゼンに肉薄し、
かつての師と、誰の邪魔も入らない場所での一騎打ちを演出します。
かつての師と、誰の邪魔も入らない場所での一騎打ちを演出します。
大蛇丸は「口寄せ・穢土転生」により、初代火影・柱間と二代目火影・扉間を蘇らせます。
これにより、火影VS火影の頂上決戦が勃発。
これにより、火影VS火影の頂上決戦が勃発。
ヒルゼンは決死の覚悟で「屍鬼封尽」を発動。
柱間・扉間の魂を封印し、さらに大蛇丸の両腕を呪いによって封じます。
柱間・扉間の魂を封印し、さらに大蛇丸の両腕を呪いによって封じます。
両腕を封じられ、さらに“木ノ葉崩し”も完遂には至らず…。
大蛇丸は再起に向けて、暫し雌伏の時を過ごすことになります。
大蛇丸は再起に向けて、暫し雌伏の時を過ごすことになります。
失われた術と、サスケを求めて…
両腕を封印された大蛇丸は、治療のため綱手に接触。
取り引きを持ち掛けます。
取り引きを持ち掛けます。
しかし、綱手との交渉は決裂。
自来也も駆けつけ、かつての“三忍”が結集。
三竦みの激戦となります！
自来也も駆けつけ、かつての“三忍”が結集。
三竦みの激戦となります！
忍の才能とは世にある全ての術を用い
極めることが出来るか否かにある……
忍者とはその名の通り
忍術を扱う者を指す
戦いの最中、大蛇丸が語った忍としての在り方。
これがある種、 大蛇丸の「忍道」なのかもしれません。
これがある種、 大蛇丸の「忍道」なのかもしれません。
その後、「力」を餌にサスケを勧誘した大蛇丸。
約３年の時を経て、サスケをより強く育て上げた大蛇丸でしたが、
悲願成就まであと僅かというところで、サスケに反旗を翻されます…！
悲願成就まであと僅かというところで、サスケに反旗を翻されます…！
“鷹”に食われ、“蛇”が死す
弱っている瞬間を狙い、大蛇丸を急襲したサスケ。
絶体絶命の状況下、大蛇丸は真の姿を現します。
絶体絶命の状況下、大蛇丸は真の姿を現します。
己の体を薬漬けにし、実験を繰り返した結果、
大蛇丸はすでに人としての姿を失っていたのでした。
大蛇丸はすでに人としての姿を失っていたのでした。
サスケに圧倒されながらも無理矢理、転生の儀式を行おうとした大蛇丸。
しかし、己の空間ごとサスケの意思に浸食された結果、
大蛇丸はその全てを乗っ取られてしまうのでした――。
しかし、己の空間ごとサスケの意思に浸食された結果、
大蛇丸はその全てを乗っ取られてしまうのでした――。
蛇の如く執拗に…度々復活を遂げる!!
終幕を迎えたかに思えた大蛇丸の生涯でしたが、まさに蛇の如く。
事あるごとに復活を遂げます。
事あるごとに復活を遂げます。
一度目は、イタチとサスケの決戦の最中。
サスケのチャクラが底をつき、抑えの力が弱まった隙を突いて復活。
サスケのチャクラが底をつき、抑えの力が弱まった隙を突いて復活。
しかし、この事態を予期していたイタチの手により、
敢え無く封印されてしまいます。
二度目は、第四次忍界大戦時。
真実を求めたサスケの手により、封印を解かれます。
敢え無く封印されてしまいます。
二度目は、第四次忍界大戦時。
真実を求めたサスケの手により、封印を解かれます。
“鷹”のメンバーが大戦への介入を不安視する中、
大蛇丸は「この戦争には興味ないから」と言い放ち、サスケへの全面協力を表明します。
大蛇丸は「この戦争には興味ないから」と言い放ち、サスケへの全面協力を表明します。
今はサスケくんの違う生き方に興味があるだけ……
己の生き方を真似し、全てを蓄積していたカブトが失敗したことを理解した大蛇丸は、
自分とは違う道を歩もうとするサスケ――
サスケの起こす“風”で回る“風車”を見守ってみよう、
そういう気分になったのかもしれません。
自分とは違う道を歩もうとするサスケ――
サスケの起こす“風”で回る“風車”を見守ってみよう、
そういう気分になったのかもしれません。
第四次忍界大戦の終戦後、大蛇丸の凶悪性は鳴りを潜め、
時にはサスケやナルトに協力しながら、研究と探究の日々を続けていくのでした。
時にはサスケやナルトに協力しながら、研究と探究の日々を続けていくのでした。
文・構成：大庭優一（キャラメル・ママ）
誕生日を記念した振り返りコラムはここまで！
是非この機会にコミックスを読み返し、大蛇丸の活躍を振り返ってみてください！
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全72巻 好評発売中!!
価格：１巻～42巻 484円（税込）
43巻 506円（税込）
44巻～72巻 484円（税込）
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©岸本斉史 スコット／集英社
